行政手続デジタル化のための社内資格制度強化:TKCの取り組み
TKCが行政手続デジタル化資格を新設
TKCは、地方公共団体向けサービスの強化を目指し、社内資格「TASKマイスター」制度に窓口DXの専門科目を新設しました。これにより、社員のスキル向上とサービス品質の向上を図る取り組みが展開されます。
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専門科目の内容と目的
新設された専門科目では、フロントヤード改革に関連する5つのシステム・業務分野について、プロフェッショナルの育成を目指します。初年度には、70~80名の営業職社員が資格取得を目指し、サービス提供能力の向上を図ります。
対象となる業務システム
①証明書コンビニ交付サービス
②かんたん窓口システム
③スマート申請システム、
④マイナンバーカード交付予約・管理システム
⑤申請管理システム
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TKCの目指す未来
TKCは、地方公共団体の「住民福祉の増進」と「行政事務の効率化」を支援することを目指しています。専門性の高いサービス提供により、地域社会の発展に貢献することを使命としています。
「TASKマイスター」制度について
TASKマイスターは、営業職社員のキャリアパス形成を目的として、それまで実施していた社内資格制度を一新し、2019年に創設した社内資格制度です。
全10科目があり、システムの知識だけではなく、関連する法制度やお客さまの業務への理解度、優れた提案力・問題解決力などの習熟レベルに合わせて科目ごとに3級(初級)から1級(上級)の資格を認定しています。
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【科目の種類】
①住基(住民情報、選挙)
②固定資産税(固定資産税、登記済通知書連携)
③住民税(住民税・法人住民税、申告受付、地方税電子申告)
④国民健康保険(資格、賦課、給付)
⑤収納(収納、滞納、共通納税)
⑥介護保険(資格、賦課、受給、給付)
⑦内部情報(公会計、固定資産管理、行政評価、人事、給与)
⑧保健衛生(健康管理、畜犬管理)
⑨児童福祉(子ども子育て、福祉相談、医療費助成)
⑩行政手続デジタル化
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【資格取得者数】
営業職社員(170名超)における資格認定者数 合計 345名(2024年4月1日現在)
全科目平均合格率 3級の場合:23%(2023年度実績)
新資格の意義と効果
新資格の設置は、社員の能力向上とモチベーションアップにつながる一方で、地域社会における行政手続デジタル化の推進にも寄与します。TKCは、これを通じて地域社会に貢献する使命を果たします。
株式会社TKC