宮崎県初のハラール認証牛肉処理施設が開始
宮崎県西都市岡富に位置する株式会社SEミート宮崎が、県内初となるハラール認証基準をクリアした牛肉処理施設「SE ミート宮崎」の操業を開始しました。これにより、宮崎牛などの肉をイスラム圏へ輸出し、市場開拓と農家の経営安定を図ることになります。
農家との協業による牛肉処理施設の設立
経営安定への取り組み:
畜産農家4社とJA宮崎経済連および株式会社ミヤチクの協力のもと、設立された。
宮崎牛などを中東諸国や東南アジア諸国のイスラム圏へ輸出し、市場開拓を図る。
新施設の概要と事業展開
幅広い事業展開:
委託カット処理、屠畜・解体・内臓処理、ハラール牛肉輸出コンソーシアムの運営など。
畜産農家・SEミート宮崎・輸出業者の三位一体で一貫したサービスを提供。
ハラール認証と安全性の確保
食品安全性の重視:
ハラール認証を取得し、バクテリア繁殖を防ぎつつ食肉の鮮度を保つために血抜きを徹底。
イスラム教徒の専門知識を持つスタッフを採用している。
信頼の構築と将来展望
国内最大規模の処理能力:
年間1万2千頭の処理能力を持つ新施設が、牛肉の生産・供給において一層の信頼を築く。
宮崎の地域経済の発展と日本の農業の未来に貢献する意向。
SEミート宮崎、イスラム圏への牛肉輸出を開始
SEミート宮崎は、ハラール認証を取得した新施設の操業を開始しました。イスラム圏への牛肉輸出を皮切りに、今後は欧米向けのハラール和牛の輸出認定取得にも力を入れ、日本の農業技術と生産力を世界に発信します。
株式会社SEミート宮崎