漁業DXソリューションが勝連漁業協同組合で実証実験を開始
TOPPANデジタル株式会社が沖縄県うるま市の勝連漁業協同組合と協力し、漁業DXソリューションの実証実験を開始しました。このソリューションは、モズクの生産工程における作業負荷の軽減と品質管理を目的としています。
背景
沖縄県ではモズクの生産が主要産業の一つであり、特にうるま市勝連地域はその中心地の一つです。しかし、少子高齢化による人手不足や後継者不足などの課題があります。これに対処するため、勝連漁協は新たなモズク加工工場を開設。よって、生産量の増加やブランド化を目指しています。
実証実験の概要
期間: 2024年3月1日から2024年6月30日まで
場所: 沖縄県うるま市勝連漁業協同組合
目的: モズク生産の効率化と品質管理の有効性を検証
内容: 水揚げ工程において重量管理アプリと品質判定AIアプリを使用し、作業効率の向上と品質管理の精度向上を目指す
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開発された漁業DXソリューション
重量管理アプリ:
モズク水揚げ時の重量管理を自動化し、作業効率を向上させます。
品質判定AIアプリ:
モズクの品質判定をAIによって自動化し、高品質なモズクの選別を可能にします。
目標と展望
本実証実験を通じて、アプリの有効性を検証し、2024年秋からサービス提供を開始する予定です。また、勝連漁協が新たに開設したモズク加工工場においても、漁業DXソリューションのデータ活用とスマート化を進めていきます。
TOPPANホールディングス株式会社
URL:https://www.holdings.toppan.com/ja/about-us/overview.html