対中国の農林水産物・食品輸出額及び品目について

今日のK-blogは昨日に続いて農林水産物輸出についてです。

上は、2022年の農林水産物・食品の輸出額上位20カ国+EUの表です。

●世界全体の輸出額
世界全体の輸出額は1兆4140億円。やはり、ホタテ貝、アルコール飲料、牛肉の輸出が多い。

 

●中国への和牛輸出事情
和牛が中国へ輸出されていない理由は、2001年の牛海綿状脳症(BSE)問題の時から中国は輸入禁止措置をとっており、今現在も実質続いている。2019年12月19日中国税関総署と農業農村部は日本産の月齢30ヶ月以下の骨なし牛肉の輸入禁止措置を解除すると発表しました。2020年9月17日更新の【評価審査要求に合致する国または地域から中国向けに輸出する肉類製品リスト】によると、中国は日本産牛肉に対する輸入規制を緩和したとはいえ、評価審査要求に合致する国の中に日本はまだ入っていない為、日本産牛肉はまだ中国へ輸出することができない。

 

●輸出額TOP3
第1位は中国(2782億円)、第2位は香港(2086億円)、第3位はアメリカ(1939億円)
中華圏(中国、香港、台湾、マカオ)の合計は6419億円(世界全体の45.4%を占める)

 

 

●輸出額トップの中国 輸出額の推移
2022年対中国への輸出額は、10年前の2012年と比較して6.85倍に増加。
農林水産物の中で、農産物が約60%を占めていて、中でも加工食品が43.6%。

 

 

●対中国輸出の品目別
輸出額上位3位はホタテ、アルコール飲料、丸太です。
ホタテは10年前からずっと上位にあり、アルコール飲料は上昇傾向、丸太はこの3年少しダウン。
アルコールと同じように上昇中品目が清涼飲料水です。

 

詳しくは、農林水産省 農林水産物・食品の輸出額をご確認ください。

 

それでは、次回またK-blogでお会いしましょう

 

 

 

 

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