河野デジタル相　マイナ保険証デモ体験で「簡便さ」アピール

マイナ保険証による本人確認を体験する河野太郎デジタル相＝神奈川県茅ケ崎市の同市役所で2023年8月9日午後1時55分、後藤豪撮影

　8月9日毎日新聞によると、河野太郎デジタル相は9日、神奈川県の茅ケ崎市役所を訪れ、マイナンバーカードに健康保険証の機能を持たせた「マイナ保険証」による本人確認の体験会を視察した。 　河野氏はカードリーダーのデモ機に自身のマイナカードを置き、カメラで顔認証をした。その後、過去の処方薬の情報や健診情報を医療機関などに提供することに同意するか否かを選択し、本人確認作業を終えた。 　デジタル庁が任命したデジタル推進委員のサポートのもと、駅や自治体など身近な場所でマイナ保険証の使い方を国民に知ってもらうための政府施策の一環。この体験会は、実際に医療機関でマイナカードを使うときと同様の手順を体験することができる取り組みで、8月3日にJR前橋駅で初開催した際は、岸田文雄首相も参加した。今回は自治体での初開催で、デジタル庁は今後、全国の自治体に展開していく予定だ。 　河野氏は視察後、記者団に対し、「一度やっていただければ『こんなもんか』というのが分かると思う。まずは1回目をやっていただくのが大事」と語った。

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