国立大学法人岡山大学医学部は、2024年6月21日(金)に「医学研究における人工知能の応用」をテーマにDXセミナーを開催しました。本セミナーは、医学部の専門知識と最先端のAI技術を融合させる取り組みとして、多くの関心を集めました。
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岡山大学鹿田キャンパスの鹿田会館講堂で開催されたこのセミナーには、岡山大学医学部(医学科・保健学科)の教職員と学生、さらには地域の医療関係者など、多くの参加者が集まりました。
セミナーの冒頭では、成瀬恵治大学院医歯薬学総合研究科長が開会挨拶を行いました。その後、豊岡伸一医学部長が講演者である千葉大学大学院医学研究院人工知能医学の川上英良教授の経歴を紹介しました。
川上教授は、人工知能(AI)の歴史を概観し、これまで取り組んできたAIを活用した医学研究について説明しました。特に、医学研究におけるAIの応用方法や、企業とアカデミアの役割分担について、具体例を交えながら詳しく解説しました。参加者は、最新のAI技術が医学研究にどのように貢献できるかについて、深い理解を得ることができました。
講演後の質疑応答では、参加者から多くの質問が寄せられました。川上教授は一つ一つの質問に丁寧に答え、参加者の関心に応えました。このセッションは非常に活発で、閉会時間直前まで続きました。最後に、前田嘉信理事・病院長が閉会挨拶を行いました。よって、セミナーは成功裏に終了しました。
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今回のセミナーは、岡山大学医学部主催のもと、AMED令和6年度 医療機器等研究成果展開事業「非侵襲で簡便に胸膜癒着を判別する音響機器開発」との共催で開催されました。この共催により、セミナーの内容が一層充実したものとなりました。
岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学として、今後も最先端の研究と教育活動を推進していきます。今回のセミナーを通じて得られた知見を活かし、AI技術のさらなる発展とその応用を目指して、引き続き取り組んでいきます。
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