ジェンテックス・コーポレーション(NASDAQ: GNTX)は、2024年1月7日に開催されたコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)で、視覚障害者支援を目的とした次世代のモバイル電子アイウェアを展示。また、同時にeSight(イーサイト)社の買収を発表しました。これにより、ジェンテックスは視覚障害者へのサポートを強化します。
ジェンテックス、視覚障害者支援技術を強化
eSightは、日常生活や外出を支援するウェアラブル補助技術で、20以上の眼疾患を抱える人々の視力を向上させることができます。そのため、この技術は高解像度カメラや独自のアルゴリズムを使用。また、両眼の前に配置されたスクリーンにリアルタイムの画像を転送・拡大表示することで、両眼視力を向上させます。
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ジェンテックスの戦略的な視覚技術への投資
ジェンテックスの最高技術責任者(CTO)であるニール・ベームは、買収が視覚技術の専門知識をヘルスケア産業に応用。よって、視覚障害への対応に焦点を当てる戦略的な一環であると述べています。デジタルビジョン、ソフトウェア開発、工業デザインにおけるジェンテックスの能力がeSightの機能性向上やデバイスの小型化に寄与することが期待されます。
CES2024でのeSightテクノロジー展示
eSightテクノロジーは、CES2024でLVCCの北ホール、ブース番号8863で展示されます。また、ジェンテックスのブースでも同技術が披露されます。CESは、新しい技術や製品の発表が行われる世界最大の展示会として知られています。