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8月23日Women’s Healthによると、大麻の成分であるCBD(カンナビジオール)には健康上のメリットが多数ある。そして、このCBDを含むオイルは痛み、てんかん、ニキビだけでなく、不安障害の症状にも効くという研究結果が出ているけれど、従来の治療方法の代わりにはなるのだろうか? カンナビノイドの専門家ジュリー・モルトケ博士と一緒に、CBDが全般性不安障害の症状に与えうる可能性を見ていこう。
CBDオイルには、CBDエキスに加えてベースとなるキャリアオイルが含まれている。CBDオイルに使われるキャリアオイルは主にMCTオイル(ココナッツオイル)かオリーブオイル。このキャリアオイルにCBDエキスが加えられ、純度99.9%のCBDアイソレートか、フルスペクトラムやブロードスペクトラムのCBDオイルとして販売される。 ブロードスペクトラムのCBDオイルは工業用大麻から作られることが多く、CBD以外の大麻の成分を含んでいる。CBD以外の大麻の成分には、テルペン(大麻草に独特の香りを与える精油)や、CBG/CBN/THCなどのカンナビノイドが含まれる。フルスペクトラムのCBDオイルには、こうした大麻の成分が全部含まれるのに対し、ブロードスペクトラムのCBDオイルからはTHCが完全に取り除かれている。