キャディ株式会社（本社：東京都台東区、代表取締役：加藤 勇志郎）は、製造業のデジタル変革を加速する新構想「製造業AIデータプラットフォームCADDi」を発表しました。この新構想は、部品調達プラットフォーム「CADDi Manufacturing」と図面データ活用クラウド「CADDi Drawer」の事業統合に基づきます。今後1年間で300人の採用を目指し、企業のデジタル変革を支援します。
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2017年11月に創業したキャディ株式会社は、2018年から製造業の受発注プラットフォーム「CADDi」を提供開始しました。品質、コスト、納期に責任を持ち、一気通貫の調達支援を行っています。その後、2022年6月には「図面データ活用クラウドCADDi Drawer」を提供開始。また、同時に「CADDi」は「部品調達プラットフォームCADDi Manufacturing」に改称しました。現在、キャディはベトナム、タイ、アメリカを含む世界4カ国で事業を展開しています。
キャディは、部品調達支援事業を通じて製造業メーカーやサプライヤーのパートナーとして価値を提供してきました。しかし、サプライチェーンの上流である設計に起因する問題が多く、設計図面を起点とした全体アプローチが重要と考えました。このため、部品調達支援事業とデータプラットフォーム事業を統合。よって、新たな「製造業AIデータプラットフォームCADDi」を構築することを決定しました。
AI技術が急速に進化する現代、企業はその恩恵を受けやすくなっています。サプライチェーンのデータ集積が進むほど、AIのインパクトは最大化されます。設計の自動化、不良情報からの設計改善提案、グローバル規模でのサプライヤー選定の最適化、見積価格の自動算出。さらに、製造指示の自動作成、品質リスクの提案などが可能です。しかし、製造業の多くのデータは散在。また、一部はデジタル化されていないため、活用が難しい状況です。
キャディは6年以上のグローバルな調達・製造支援事業を通じて、設計、調達、製造、品質管理などの業務プロセスで課題を目の当たりにしてきました。これらの問題は相互に関係しています。よって、エンジニアリングチェーンとサプライチェーンの全体最適を実現するために「製造業のAIデータプラットフォームCADDi」を発表します。
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2022年6月に提供を開始した「図面データ活用クラウドCADDi Drawer」は、世界を代表する製造業メーカーから少人数の加工会社まで幅広く利用されています。その提供範囲は日本国内に留まらず、アメリカや東南アジアにも広がっています。その結果、SaaSのトップクラスのパフォーマンスを実現し続けています。
さらに、IHI、スズキ、住友理工、ヤンマーホールディングスなど、多くの製造業企業に導入されています。この成長をさらに加速させるため、今後1年で国内300人の採用を目指します。キャディは引き続き、モノづくりに従事するすべての企業と人のポテンシャルを解放するために挑戦していきます。
本件に寄せて、代表取締役の加藤勇志郎がnoteにメッセージを公開しています。詳細は以下のリンクからご覧ください。 キャディ、製造業AIデータプラットフォームとしての、第二章
「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」をミッションに、製造業のデジタル変革を推進しています。製造業のエンジニアリングチェーン・サプライチェーン上のデータを解析・関連付け、インサイトを抽出することで、生産活動を高度化する「製造業AIデータプラットフォームCADDi」を開発・提供しています。
2022年6月には、AI類似図面検索機能を搭載した「図面データ活用クラウドCADDi Drawer」をリリース。よって、製造業における重要データの資産化を支援しています。キャディは、サプライチェーンデータの資産化を促進するAI見積クラウド「CADDi Quote」をはじめ、プラットフォーム上に様々なアプリケーションを提供予定です。
参照元：PR TIMES