パッケージには黄海と記載されているが、日本産ホタテが混ざっている可能性も。
10月6日テレ東BIZによると、さらに深刻な事態に陥っているのがホタテの加工業者です。 「北海道から殻付きのホタテを輸入して、工場で殻むきの加工をしたあと、中国国内や海外に販売していた。工場を20年やってきたが、日本産がなくなってもう完全に終わりだ。(仕入れ先として)他の国はない。ロシア産もあるが日本産とは違う。質が悪いし身も細い」(日本から仕入れていたホタテ加工業者) これまで中国は日本から年間10万トンの冷凍ホタテを輸入し、中国の工場で殻むきをしてから、アメリカなどに高値で輸出してきました。禁輸措置により、こうした「中国で消費しないホタテ」すら輸入できなくなったのです。 さらに別の業者は止むを得ず、違法行為に手を染める実態を明かしました。 「(禁輸措置前の)日本産のホタテを中国産と表記して販売している。当局の検査が厳しいし、立ち入り検査が入れば売るつもりはない」(中国の水産業者) パッケージに中国・黄海との記載。こうした商品に禁じられた日本産が混ざっているそうです。産地を偽装する理由が、業者が抱える日本産の在庫です。中国政府が処理水の放出前に輸入した日本の海産物の加工や販売まで禁止したため、以前からの在庫さえ合法には売れない状況なのです。
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