おはようございます。今日は原発処理水についての続きです。
経済産業省によると、ALPS処理水とは、東京電力福島第一原子力発電所の建屋内にある放射性物質を含む水について、トリチウム以外の放射性物質を、安全基準を満たすまで浄化した水のことです。トリチウムについても安全基準を十分に満たすよう、処分する前に海水で大幅に薄めます。このため、環境や人体への影響は考えられません。また、海洋放出の前後で、海の放射性物質濃度に大きな変化が発生していないかを、第三者の目を入れた上でしっかりと確認し、安全確保に万全を期します。
国連の機関であり、原子力について高い専門性を持つIAEAも、海洋放出は科学的根拠に基づくものであり、国際慣行に沿うと評価しています。また、海洋放出に際しては、IAEAの安全基準が守られているかを厳しくチェックしてもらっています。
詳しくはこちらhttps://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/hairo_osensui/shirou_alps/no4/
環境省によると、「ALPS処理水」を海洋放出するにあたり、放出するトリチウムの年間の総量は、事故前の福島第一原発の放出管理値(年間22兆Bq)を下回る水準とする方針です。トリチウムは、国内外の原発・再処理施設においても発生しており、各国の法令を遵守した上で、液体廃棄物として海洋や河川等へ、また、換気等にともない大気中へ排出されています。上のグラフにも示すように、「ALPS処理水」の処分時に放出するトリチウムの年間総量22兆Bq未満という量は、海外の多くの原子力発電所等からの放出量と比べても低い水準です。
詳しくはこちら
https://www.env.go.jp/chemi/rhm/r4kisoshiryo/r4kiso-06-03-09.html
https://www.cn.emb-japan.go.jp/files/100193104.pdf
主に、中国や韓国、日本の漁業関係者が反対
それではまた次回、K-blogでお会いしましょう