お披露目された台湾初の「国産潜水艦」(AP/アフロ)
10月5日Wedgeによると、台湾初の「国産潜水艦」が9月末に初めて公開され、蔡英文総統自らがお披露目のセレモニーに出席した。 台湾では7年前から秘密裏に潜水艦建造計画を進めており、2020年から本格建造に着手。「完成」にこぎつけた蔡総統は「ミッション・インポッシブル(不可能な任務)だった」と誇った。 中国の海洋進出、台湾侵攻に対して早期警戒・反撃を可能とする対抗策として注目される潜水艦は「海鯤(カイコン)」と名付けられた。米、英、豪など「国際コンソーシアム」が水面下で協力した台湾の「国産潜水艦」の建造は、中国の強硬姿勢に伴ってグローバル化した台湾海峡問題の縮図とも言えそうだ。
記事全文はこちら