10月3日読売新聞によると、スタジオジブリ作品の音楽などで知られる作曲家の久石譲さん(72)が、大阪府豊中市を拠点とするプロオーケストラ・日本センチュリー交響楽団の音楽監督に就くことがわかった。久石さんが常設オケの音楽監督となるのは初めてで、就任は2025年4月の予定。
久石さんは近年、作曲活動の一方で指揮者としても活躍。21年4月に同楽団の首席客演指揮者に就いた。音楽監督就任後は、楽団の年間プログラムや中長期的な音楽戦略策定に関わり、演奏会への出演も増やす。 久石さんは「一度はオーケストラと深く関わる仕事をしてみたいと思っていた。高い音楽性を維持できるように努める」としている。 同楽団は、日本酒「 獺祭(だっさい)」の蔵元・旭酒造(山口県岩国市)の桜井博志会長が経営面トップの理事長を務めている。国際的に知名度の高い久石さんを音楽面のトップに据え、海外での公演に積極的に取り組むなど、国際戦略を強化する狙いがある。
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